Story 1 命の現場からSOS! エンジニアが耳にした、ある病院長の悩み・・
「 “見て” 掃除できる方法はないですか?」
ある病院長からの相談が始まりだった・・・・。
“見て”とは、細菌やウイルスのエサであり、すみかとなる“タンパク質汚れ”を“見て”という意味。
病院長が語る医療現場の切実な悩みとは、次のようなものだった。
● 院内感染、二次感染などを可能な限り防ぎたい。
● そのため、医療現場や人体から出る“タンパク質汚れ”を目視しながら、 集中的に掃除(殺菌処理)したい。
● “タンパク質汚れ”は目に見えないものが多いため、これを効率的に滅菌・殺菌できるように、看護師・医療関係者が持ち歩けるペンライトのようなものが欲しい。
Story 2 医療現場で問題視される、目に見えない“タンパク質汚れ”を見る!
医療タンパク汚れや人体汚れのタンパク質は、
血液、尿、人垢、皮脂といったものや、食べこぼし、鼻水、飛沫、飲み物の飛び散りなど、人々の生活の身近に存在する汚れである。
こうした汚れは付着してすぐであれば簡単に除去できるが、時間が経つにつれ頑固な汚れに変わる。
命や健康を預かる医療現場では、以前からこの“タンパク質汚れ”が問題視されてきたが、厄介ことに目視で確認できないものが多かった。
また“タンパク質汚れ”は細菌やウイルスのエサとなり、それらが増殖する温床となって、次の感染につながってゆく。
休憩所や廊下などの広いスペースだけではなく、人の手が普段触れることの多い、
エレベーターのボタン、ベッドの手すり、
点滴の支柱、洗面所・トイレ回りなど、
目の届きづらい場所も
しっかり清掃できるようになれば・・・。
「“タンパク質汚れ”が見えるライトを作ろう!」
そんな医療現場の切実な願いを受け、医療照明のプロであるシンクロア(株)の技術者が開発に立ち上った。
“タンパク質汚れ”は、365nm周辺の波長域の光がもっとも目視しやすい。
雑菌の温床となるタンパク質に良く反応するこの波長で構成され、
製作されたペン型ライト、それが、『 WARP Search(ワープサーチ)』だ。
このWARP Searchを用いて、病院内を調査したところ・・・
院内の通路・階段の手すりに、多くのタンパク質汚れが付着していた。
タンパク質汚れは、通路・階段共にコーナー部分に多くあった。
タンパク質汚れは、病室内のベッド周辺(手すり・テーブル等)も見られた。
WARP Serach(ワープサーチ)を照射したタンパク汚れ(青く浮き出た箇所)
Story 3 見るだけじゃない! “タンパク質汚れ”をどう落とすか?
■ 目に見えない“タンパク質汚れ”を、見て×落とす
“見える”だけでなく、
見えた“タンパク質汚れ”を
しっかり除去する必要がある。
また病院で利用できるように、
限りなく人にやさしく、
環境にも配慮したものであってほしい。
技術者は、
“タンパク質汚れ”を見る「照明(WARP Search)」だけでなく、
“タンパク質汚れ”を落とす「除菌・洗浄剤」の開発にも動き出した。
■ “タンパク質”を分解するなら強アルカリ性。しかし・・・
“タンパク質汚れ”を除去するには、強アルカリ性の洗浄剤が最も効果を発揮する。
“タンパク質汚れ”に埋もれているウイルス・細菌を、汚れごと一挙に除去することが大切で、表面上のウイルス・細菌を直接除菌するだけでは不十分だ。汚れの90%は酸性の性質をもっていると言われ、強アルカリ性の除菌・洗浄剤があれば清掃後も安心することができるが・・・。
しかし、強アルカリ性の使用にはいくつかの問題点があった。
■ 強アルカリは肌への強い刺激や金属腐食が問題。解決の鍵は「温泉」?
市場で販売されている水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)に代表される強アルカリ性洗浄剤は、“タンパク質汚れ”を強力に落とすが、肌への刺激も強く、金属製品、特にアルミ製品を腐食させてしまう特徴を持ち、取り扱いに注意が必要だ。
多くの場合はプロ仕様(業務用)として利用され、一般家庭向きではない。
こうした肌への刺激や金属腐食の問題を抑えながら、“タンパク質汚れ”を落とすアルカリ性を実現することが、ご家庭でも利用してもらえるためのカギだった。
この問題を解決するのには、
思わぬところにヒントがあった。
それは、「温泉」。
温泉の泉質にある「アルカリ泉」は、
なぜ入浴しても大丈夫なのだろう・・・。
■ 目標は“タンパク質汚れの除去”と“誰でも安心して使用できる”
アルカリ泉のように、自然界に存在するミネラル成分だけを原料とすれば、
人の肌に優しく、金属を腐食させることもないのでは・・・。
「温泉」をヒントにして、開発も2ステップで行われた。
第一段階:ミネラル成分のみを原料に強アルカリ性を維持。
試作を繰り返し各種医学データも取得。
除菌と洗浄に期待通りの効果発揮。
WARP Washer Pro(プロ仕様原液タイプ:pH13.1以上)と命名。
第二段階:肌に優しく、金属への腐食もない、バランスを兼ね備えた万能型を目指す。
WARP Washer Proでなしえなかった、アルミへの腐食を克服、さらに肌にも優しく、身のまわりの除菌・洗浄剤として活躍できる除菌・洗浄剤
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」が誕生!
Story 4 ミネラル成分で実現した洗浄・除菌の実力とは!?
■ 身のまわりのあらゆる“タンパク質汚れ”の除去、感染対策に!
自然界に存在するミネラル成分で構成された
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」は、
アルカリ性を保ちながら、
肌への刺激は限りなく少ない。
“タンパク質汚れ”を十分に分解・除去しながら、
肌に優しいだけでなく、
アルミやアクリルボードなどへの腐食もない。
ご家庭、飲食店、カフェなどにおいても、安全で簡単に取り扱える仕様となっている。
あの病院長が懸念していた“感染予防”が、ご家庭の日頃のお掃除でも実現でき、
特に身のまわりの“触れる”部分への使用、
例えば、ドアノブ、おもちゃ、ペット用品、椅子・机、トイレ等へも
安心に使用して頂けることを期待している。
■ 細菌・ウイルスの除菌に効果を発揮! 除菌率は99.999%!
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」は、
“タンパク質汚れ”を除去するのはもちろん、
表面がタンパク質でできている細菌やウイルスを
攻撃し、除菌力にも非常に優れている。
新型コロナウイルスに対しても短時間(10秒以上)で
死活化できることが確認されており、
また、ノロウイルス、O-157など、
よく聞く細菌やウイルスなどの除菌にも
年間を通して効果が期待できる。
■ エアコン、排水溝、病院、温泉施設など活躍の場はたくさん!
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」は、噴霧し15秒程度でふき取るだけで、
すばやくウイルスを除去、除菌ができる。
コロナ禍で広まったアルコール消毒剤のような揮発性はなく、
その場に留まり、しっかりタンパク質を除去することができる。
使用中もアルカリ性を示すpHはすぐに下がらず、効果を長く維持する。
ミネラルが持つアルカリの力で汚れを浮かせて分解!
噴霧後は、拭いた布巾や雑巾までも除菌・洗浄され、雑菌が原因となる臭いの消臭効果も兼ね備える。
また、無臭のため使用後にアルコールや塩素系の除菌剤・洗浄剤のような嫌な臭いが全くなく、手荒れ、肌荒れ、使用後の臭い等の悩みもなく日々の清掃にも気軽に利用できる。
家庭などの排水溝や
水回りのぬめりは、
微生物(細菌など)の集合体で、
バイオフィルムと呼ばれる。
“タンパク質汚れ”の問題のひとつは、タンパク質そのものがバリアとなって、
増殖した細菌・ウイルスを除菌剤だけでは思ったように除菌できないことがあることだった。
これをしっかりと除去するには、タンパク質を分解するアルカリ性洗浄剤
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」が最適だ。
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コンロまわりコンロまわりの油汚れは、WARP Washer+におまかせ!
頑固な焦げつきも使い続けるうちにすっかりきれいになります。 -
レンジフードキッチンペーパーを使い、WARP Washer+のパックをして数分放置すると、こすらず楽に汚れが落とせます。
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キーボードキーボードは思ったより汚れているもの。綿棒やガーゼにWARP Washer+を浸して、優しく拭くと汚れも落ちて、除菌もできます。
■ 環境にも配慮した新しい「除菌・洗浄剤」、SDGsの達成にも貢献!
一般向けに販売される洗浄剤や除菌剤には、除菌や殺菌効果を期待した塩素系成分、洗浄力と即効性を期待した界面活性剤、頑固な油汚れになどに威力を発揮する苛性ソーダなどが含まれているものが多く見受けられるが、「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」は、一切このような成分を含んでいない。
また、「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」のアルカリ成分は、自然界にそのままの形で存在することができる無機物なので無害である。
環境への影響を示す指標の一つにBOD値がある。
これは、生活排水によって汚れた川(水質)を、
微生物が汚れ(有機物)を分解して、
きれいな水に戻すために必要な酸素量を表している。
「WARP Washer+(ワープ ウォッシャープラス)」は、
このBOD値がなんとゼロ!
排水としてながしても全く影響がない。
人にも環境にも優しい、まさに今必要とされる商品がここに完成!
日本カンタム・デザイン株式会社は、
環境にやさしく、SDGsの達成に貢献するような様々な商材・サービスを広める活動を
これからも継続して行っていきます。